わたくしの周りには、自分も含めて着付を習ったことがある人は、たくさんいます。
ですが、今も着付を覚えていて、いつでもきれいに着られる自信があるという人はほとんどいません。
わたくしが初めて着付を習ったのは、20数年前でした。お花やお茶のお稽古の行事や、プライベートなどで、時々、着物を着ていたのですが、引っ越しなどでお稽古をやめてしまってから、着物を着る習慣がなくなり、すっかり着物の着方を忘れてしまったのです。
着物を自分で着られなければ、パーティーなど、着物を着ていけばよさそうな機会があっても、おっくうになって、つい洋服ででかけてしまいます。
たんすの中には、母が作ってくれたまま一度も着たことが着たことがない着物が何枚もありました。母も年をとってきましたし、このままでは、「母にも着物にも、あんまりだなぁ……」という気持ちから、2010年9月、思い切って、再び着付を習い始めました。
このブログ「着付教室ジプシーみぃみぃの着付教室体験記」では、その時からの体験をお伝えしていきます。当初は、今のように、“着付教室ジプシー”になるとは思っていませんでしたが……。
わたくしの体験や、いろいろな先生方のお言葉から、「着付を忘れない方法」がわかりました。
それは、たった一つ、
しょっちゅう、着物を着ること
です。それ以外にはありません。
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